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桃の花(倉庫)

今日は、暑いぐらいの陽気でした。
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杉板の外壁が、全部張り終わりました。不揃いにした下を、丸ノコでカットして揃えました。本日一番の重労働です。。。(汗 作業台と違い、変に力が入ります。。。コンクリートを切らないように、板だけ切らなければならないし。。。
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そして、板壁の間に目板を張っていきます。屋久島独特な建物の感じがします。全面に鉋を掛け、面を取って打っていきます。
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棟梁は、檜の腰壁の上に杉板を横張りしていきます。もちろん、断熱材などは入れません。
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庭の桃の花が咲きました。伝統構法(工法)の家が映えます。
夕方に宮城沖地震の津波警報が、集落放送で知らせていました。東京でも、相当揺れたようです。弟の働いているビルも、ミシミシと音を立ててヒビが入ったそうです。弟と親父が、未だに都内から家に戻れないようです(汗
地震は、本当に怖いですね。。。

家の棟上の時、山芋堀(酔うと絡む人の事)の友人が、悠山想の大工さん達に「あなた達は、どんな思いで家を造っているんだ?!」と唐突に絡みついた(笑
大工さん達は、自信を持って「住む人の生命を守る為です」と答えていました。
そうなんです。昔の棟梁たちは、家に筋交を入れなかったのです。それは、この地震大国の中で、住まう人の生命を守る為の工夫だったのです。
一見強そうに見える筋交ですが、想定を超える大きな地震が来た時には逆に構造材を破壊する事があります。
昔の棟梁は、柱に板を通しクサビで留め、竹小舞を編み、泥を塗り、地震に備えました。いわゆる総持ちという構造体です。ある程度の地震までは、どろ壁が粘りを発揮します。想定を超える地震が来た時には、土の壁は壊れ、を留めていたクサビが外れます。これによって、構造体は地震の力を逃がすようにグラグラと揺れるわけです。しかし、柱を板が通っていますから、決してペシャンコにならないんです。

僕の家も、5段に及ぶにより、斜めになっても人命は確保してくれる家なんです。壊れた泥壁は、もう一度練り直して塗る事が出来ます。昔ながらの日本人の知恵で、古民家を再生する中で悠山想の宮本さんが大昔の棟梁から引き継いだ技術なんです。

第2次世界大戦以降、急速に家を建てる為に簡素化された在来工法(金物工法)。建築基準法も、それに合わせた法律になっています。宮本さんは、昔の棟梁の考えが間違っていない事を証明する為、月に3度は実験や会議で県外に出掛けるそうです。本当に忙しそうですが、誰もが認めるアーキテクトビルダーです。頑張って下さい!

それにしても、津波は怖いですね。。。海の仕事をしている僕は、一のお終いでしょう(◎-◎;) 家族だけは、家が守ってくれますように~。
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theme : 家づくり
genre : 地域情報

tag : 屋久島 悠山想 伝統構法 家作り 設計 古民家 地震 筋交 目板

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プロフィール

Author:kayap
屋久島で、2人の娘の子育て中のパパです。
将来、娘たちが安心して帰省出来る実家になったらと、安全で長持ちする家作りを思い立ちました。

このブログは、我家の建築日誌であり、家の履歴書になります。

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